毎年、毎年、1月に賀詞交換会が開催される。賀詞交換会は、企業の経営者や重役たちが参加する。ビジネスの決定権を持った人たちだ。多くの営業マンや保険のおばちゃん・魅力的な若い女性もやって来る。法人向け保険外交員にとって賀詞交換会は重要なイベントだ。

期待しすぎると何も得られない賀詞交換会

各地の商工会が開催する賀詞交換会と企業独自が開催する賀詞交換会がある。新規のお客さんを探すならば、各地の商工会議所に参加すべきだ。基本的に会社を代表する人が参加するのだが、何人かの枠があるはずだ。その枠を使って色々な会社経営者と接点が持てる。

多くは年配の経営者だ。若い営業マンが売り込みをしようとしても無理だ。むしろ、売り込みは止めてお友達になるきっかけにした方が良いだろう。賀詞交換会の「場」で魚は釣れない。これを期待すると期待外れになる。

賀詞交換会の場では、経営者からニーズを引き出すヒアリングの場である。その経営者がどのようなことに関心があり、自社のサービスや製品への思い入れがあるか、色々と話を聞くことが肝心である。その話からビジネスにつながるヒントを見出せれば賀詞交換会に参加した意味がある。

色々な経営者と名刺だけを短時間に交換すれば良いというわけではない。数人の経営者と時間をかけて話し込むと良い。人を知るには時間がかかる。懇意になりたい、成れそうな経営者を数人獲得できれば上出来である。これがなかなか出来ない。

賀詞交換会で売り込みをする営業マンほど成果がない。賢い営業マンほど、賀詞交換会の場をきっかけ作りにしている。

 

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