毎年、この時期になると東京商工会議所から賀詞交換会への参加申し込み用紙が届く。過去に何度か賀詞交換会に顔を出した。今年は行くかどうかまだ決めていないが、賀詞交換会で経験した営業マンの営業方法について話してみたい。

会場は、渋谷にあるセンチュリアンタワーの会場である。大勢の人たちがやってくる。

暇な社長さんからこの時ぞと意気込んでくる生命保険のお嬢さんたちまで。当然、貴方のような営業マンも大勢いる。

やる気満々の営業マンは、目があう度に名刺を出してきて「名刺交換をお願いしてもよろしいでしょうか」と話しかけてくる。

私はいつも相手の名刺を頂いてどのような会社の社員かどうかを見極めるために色々と会社のことを聞くことにしている。

ちょっと話を聞けば、話を続けるべきかどうかが直ぐに分かるからだ。相手によっては、名刺がなくなっているのでと言って名刺を敢えて渡さないことにしている。

名刺を無作為に渡す(知らない、縁が薄い営業マン、一見さん)と後で迷惑メールと電話がかかってくるからだ。

少しでも当社のビジネスにとって役に立ちそうな会社の営業マンであれば、名刺を渡す。

こちらから名刺を出して話しかけないのが私の営業方法だからだ。名刺をもって話しかけてくるのは、売り込みの営業マン。私が探しているのは、社長さんたちだからだ。

社長さんたちは、営業を目立つやり方でやらない。

だから、

向こうから名刺を持って話しかけてくる人たちは、直ぐに営業マンとわかる。

▼自然な形で話しかけるのが自然な営業である!

営業経験が浅い営業マンや兎に角当たって砕けろの営業マンは、無駄な時間と名刺を浪費する。そして、フォローアップ営業でスパムメールや押し売り電話をかけまくる。

賀詞交換会での営業は、名刺をポケットに入れて置く事から始まる。名刺を出すのは、自然な形で話しかけた方と話が弾んでからだ。話が合えば、自然とお互いに名刺を出す雰囲気になる。

これが出来ない営業マンが多い。

賀詞交換会に参加している社長さんは、こんな営業をしている。そのため、名刺の数を競うのではなく、名刺を交わした人の質(好感度が高い)で勝負している。

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