営業で困った!のサイトは、Joomla(ジュームラ)CMSで構築されている。

このサイトを立ち上げて情報発信を始めた時は、PCユーザーが訪問客の80%以上になると予想していた。現実は、スマートフォンユーザーが80%ぐらいで残りがPCユーザーという状況である。

レスポンシブデザインのCMS(コンテンツ管理システム)であるのでPCで記事を書けば自動的にスマートフォンやタブレット向けに最適な画面表示にしてくれる。

サイトのコンテンツは出来るだけ営業で困っている人たちにとって役に立つ情報にしようと努力している。記事を読む人にグーグル広告などを表示させる事も出来たが、敢えてそうはしなかった。

記事を読む人に煩わしさを与えたくなかったからだ。

■お問合せフォームから売り込みメールが届く

サイトで集客するには、訪問客が求めている、探している情報を提供し続けることである。正直、これは大変だ!

でも、自分が営業マンとして苦労しているとその苦労の中から共感を覚える情報が生まれてくる。

最近、SEO対策会社から無理やり売り込みメールがお問い合わせフォームに入れてくる。メールを送ってくる人の苦しみはわかるが、やっていることが最悪の方向に行ってしまっていることを認知していない。

そのホームページ運営者が求めているメールは、お客様からのお問合せである。その窓口に売り込みのメールが届くならば、それを受け取る人の印象は想像が付くだろう。

売り込みメールではなく、そのホームページ運営者にお客様を紹介するメールであるべきだ。そのようなメールでならば、喜んで返信してくれる。

一度返信してくれれば、あなたと会ってくれる。これが営業ではないか。自社サービスを説明する良いチャンスになる。

▼自社サービスを売り込むのではなく知ってもらう

昨日、JTBの子会社である株式会JTBコーポレートセールスが横浜の産業貿易センター9階横浜シンポジアで「ビジネス・イノベーション2014年」のイベントを無料で開催した。

セミナー形式で最後に懇親会となるのだが、通常の会社ならば懇親会で営業マンが大勢やって来る。

予想に反してJTBコーポレートセールスは、営業らしき営業攻勢をあまりしていなかった。彼らのアプローチは、自社サービスの売り込みではなく知ってもらうことに重点を置いていた。

つまり、

JTBコーポレートセールスは、こんなサービスを提供しているのですよ。頭の片隅に記憶しておいて下さいねということである。

「旅の力」を、ビジネスの力に。

これが社長さんからのメッセージだ。JTBコーポレートセールスは、東南アジア中心に中小企業の進出を支援する分野に参入しようフォーバルと業務提携をしている。お互いの強みを利用して中小企業の海外進出を支援しようとしている。

もう、飛び込みセールスのような一方的な営業は成り立たない時代になって来ているのではないだろうか。メールでの迷惑メールと同じである。

それしか方法がないと思っている営業マンが多い。

本当にそうだろうか?

●他のリソースを活用する営業

自社のリソースが足りなければ、他社のリソースを活用して営業が出来る事を知ってほしい。他社といった時に競合他社ではない。自社のリソースで足りない部分を補完してくれそうな他社リソースである。

1+1=4になれば、両社が得をする。

もし、あなたのリソースを補完するリソースを見つけられれば、例えば、ウエブでの集客技術など、1+1=4になる可能性が高くなる。

私は、このサイトのような仕組みを簡単に作れる技術を持っている。この技術を使ってある団体組織とWin-Win関係を築いている。彼らのリソースには、ウエブでのビジネス構築ができていなかった。

その団体は、私にないリソースを持っていた。そのためお互いを補完し合い、両社にとって得になる仕組みを構築できた。

同じようなことが出来るならば、大いに協力が出来る。私のリソースを活用したい会社がありましたらお問い合わせフォームよりコンタクトして下さい。

Goyat 吉田

営業にシニアのリソースを活用する